よくあるご質問

皆様からよくいただくご質問をまとめました。

Q. なぜ肩や脚が痛いのに、背中を治療するのですか?

背骨付近からはたくさんの神経や血管が出ていて、内臓や筋肉などを栄養しています。
口から入った食物を効果的に体内に取り入れるためには内臓が本来の働きを行えることがまず重要です。そして栄養がすみずみまで行き渡ることにより、身体の修復機能がフル活動するのです。
また、痛い場所が腕や脚であっても筋肉や腱というのは背中の筋肉と密接で常にバランスをとりながら動かしているものです。
ですから、背中の凝り固まったものをほぐす必要があるわけです。

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Q. どうして良くなるのですか?

人間でも動物でも、そして世の中のものはみんな絶妙なバランスを取りながら成り立っています。
痛みや病気になるということは、身体のバランスが崩れているということで、はり・灸治療というのはただバランスを整えてあげているだけなのです。
つまり、本来病気を治しているのはあなた自身なのです。私たちは治るきっかけを与えているにすぎません。ですからご自身の心がけ次第で早く治ることも、病気に罹りずらくなることもできるということを自覚することが大切です。

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Q. 痛みやお灸の跡が心配!

基本的にハリは接触させる程度で痛みはほとんど感じません。
また、痛みを感じた場合はおっしゃっていただければ別の方法を考えます。
お灸は米粒程度の小さなもので、しかも焼ききることなく途中で取り上げてしまいますので熱くなく、やけど跡も残りません。

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Q. どれくらい通えばよいですか?

はり・灸治療にお見えになる頃には、身体のバランスを崩してから月日が経っていることが多いため、1・2回で完治する方はめったにいません。人にもよりますが、週に1回の治療で3ヶ月~半年くらいはみた方がよろしいかと思います。
とはいえ、1回の施術で身体が軽くなった実感を持つことができるでしょう。
症状が重い方、慢性病の方でも週に1度の頻度で1ヶ月通われると回復している実感が持てるようになってきます。
また、健康な方でも身体のメンテナンスとして月に1~2回通われると病気・老化の予防、美容に大変効果があります。

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Q. 熱が出るって聞きましたが本当ですか?

基本的には熱が出るようなことはありません。
しかし風邪のひき始めや怪我をした直後などでは、熱が出た方が治りが良いと身体が判断した場合熱が出ることもありますが、その場合はサッパリと早く治りますので心配しなくて大丈夫です。

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Q. 鍼は使い捨てのものを使っているのですか?

鍼も鍼皿も使い捨てのものを使用していますので、同じ方でも常に新しいもので施術しています。

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Q. もっと早くいっぺんで良くならないのかな?

現代は、生活環境も働き方もめまぐるしく、体調不良があってもギリギリまで我慢してしまい、病気や痛みに悩まされる過程を見直すことなく早く治せ、早く治せたほうがいいという即結果を求めるファストな医療に傾いています。
しかし、薬を飲んで痛みや苦しみから解放=完治したといえるのでしょうか。
東洋医学による治療は目的が違うのです。
まず、発症した病や痛みとは長年の無理の積み重ねだと気付きましょう。
治療効果をどれだけ挙げられるかどうかも、治療される本人次第であり、痛みや苦しみが治癒する過程を知り、自然治癒力の働きを待ち、健康であるために自分と向き合う時間を大切にする医療なのです。
少し時間のかかる医療ではありますが、現在と半年後では身体の変化に気付くことでしょう。
適量な薬の力をうまく利用しながら、再びバランスのとれた身体作りを一緒に目指しましょう!!

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Q. 脈とお腹で何を診ているのですか?

東洋医学では脈には身体の様子がすべて現れていると考えます。
その人の身体のバランス具合を診て治療方針を立てているのです。
そして、それはお腹にも現れています。お腹が柔らかく適度な弾力があるときは、血液の流れもスムーズですし呼吸も深くなります。身体のすみずみまで栄養と酸素を送ることができるのです。

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Q. デトックス効果はありますか?

あります。
治療を行っているうちにお腹が柔らかく弾力を持ちながら下腹部に力がついてきます。すると、はり・灸治療は身体のバランスをとろうとする特徴から、痩せすぎの方は食欲が出て、太り気味の方は食欲が少しずつ落ちてくるとともに、呼吸が深くなって代謝が良くなり余計な水分や老廃物が排出されやすくなります。また、瘀血と呼ばれる巡りが悪いためにできた老廃物の固まりも生理や便などと一緒に排出されます。
また身体に負担をかけず、自然と一体化した考え方とハリともぐさというシンプルな道具によって行われる鍼灸は「ロハス」的治療ともいえるでしょう。

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Q. 保険は使えないのですか?

ゆららでは、古代中国から伝わった考え方や自然哲学を生かし、お一人お一人と丁寧に向き合い、きちんと必要な時間をかけた本来のはり・灸治療を提案させていただきたいと考えております。
このような治療には、残念ながら現在の日本では保険は適用されてないのです。

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